極楽浄土にて・桐壺更衣 
In Buddnists' paradise・Court lady Kiritsubo

「愛しい帝、私は今とてもとても静かな気持ちと
穏やかな世界います
現世であれこれと、思い悩んだ事が
まるで夢のようだったようにも思えています
この、まだ小さな蓮の蕾が
大きく、帝と私の台座となるまでは、まだまだ時間がかかりましょう
それまで、私を忘れる事はできなくても
どうかお幸せにお暮らしください
そして、貴方様と私の子
二の宮”光の君”をお守りくださいますよう
愛しい帝、私は今でもこれからも
たとえ生まれ変わっても、貴方様を愛しております」


現世では辛く苦しい思いをした桐壺更衣
誰よりも時の帝、桐壺帝に愛されたが故の事は
皆様もご存知でしょう
なので、極楽浄土では
彼女が幸せに暮らしているのだと思いたくて
この絵を描きました
出来る事なら、すべての人が
このように、あちらの世界では幸せでありますよう

2006・5・20